このシステム内では、機能ボックスに内部パスを設定する事で、自サイトに限らず、他サイトからもコンテンツを引き込む事ができます。ただし、他サイトがコンテンツに引き込み可能なパーミッションを設定している事と、引き込みたい側のサイトオーナーがそのパーミッションを取得している事が条件になります。(現在、画像データ等はimgタグ等で呼び出せば、公開された画像なら表示する事はできます。今のところ、あえて何もしないでいますが、今後要望があればリンクを操作するかもしれません。)
またパーミッションは他のパーミッションを包含する事ができます。それは例えばこのようなシチュエーションを想定したものです。
-----(シチュエーション1)-----
Aさんは版権付キャラクターを使ったイラスト集を有料で公開しようとしています。このときイラスト公開用のパーミッションには、キャラクターの権利者が発行している、イラストに適用可能なパーミッションを包含させておきます。そうしておけばパーミッションの売上から自動的に使用料が権利者へ支払われます。
-----(シチュエーション2)-----
Bさんはパブックス上の友達Cさんと組んでコンピレーションページを企画しました。Cさんは、引き込みを許可するパーミッションと、包含可能な収益分配用のパーミッションを用意し、自分がすでに有償公開しているコンテンツのうち、企画に沿った作品には引き込み用パーミッションを設定しておきます。Bさんは2つのパーミッションを取得し、コンピレーションページ公開用のパーミッションには収益分配用のパーミッションを包含させておきます。
うーん。言葉で説明すると面倒くさそうですが、サイト内は意外と見通しが利かないので、注目すべき作品を部分的に連載形式等でまとめた、週刊誌的なオムニバスサイトができる事を期待しています。そうすれば、読者は手当たり次第に購入しなくても面白そうな作品を探しやすくなりますし、作者も収入が増える事でしょう。出版社の参加ももちろん期待していますが、文章や絵がかけなくても面白いものを見つけ出す才能があれば、編集者として収入が期待できますよ。